韓国航空大学教授「北朝鮮のロケット発射失敗の原因は…」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.24 09:58
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「銀河3号失敗軌跡と正常飛行軌跡」についての資料。
13日に北朝鮮が発射した「銀河3号」の失敗原因は2段目のロケットが完全燃焼した1段目のロケットと分離しなかった状態で点火され爆発したためという新しい主張が出てきた。これに先立ち国防部は1段エンジンの欠陥で爆発したと明らかにしている。韓国航空大学の張泳根(チャン・ヨングン)教授は23日にこうした主張を盛り込んだ「北朝鮮銀河3号ロケットおよび光明星3号衛星技術分析」と題する資料を出した。
北朝鮮の銀河1~3号発射と関連し民間専門家が詳細な内容を盛り込んだ分析資料を公開するのは初めてだ。
資料には高度500キロメートルの軌道に光明星3号を進入させるためのロケットの諸元と正常飛行時の軌跡、光明星3号の技術水準などが具体的に記されている。科学界では「張教授の分析内容は推定だが、それぞれ合理的な根拠を提示したという点でベールに包まれた北朝鮮のロケットと衛星の実体に接近するのに寄与するだろう」という評価が出ている。