米朝首脳会談の決裂後、東倉里ミサイル発射場で再建の動き
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.06 14:57
北朝鮮が昨年9月の平壌(ピョンヤン)南北共同宣言で永久廃棄に合意した東倉里(トンチャンリ)ミサイル発射場を再建する動きを見せていると、米国の専門家団体が相次いで明らかにした。合意なく終わったベトナム・ハノイでの米朝首脳会談を意識した意図的な活動再開の場合、東倉里が米朝関係の葛藤イシューに発展する可能性がある。
米シンクタンクの米戦略国際問題研究所(CSIS)は5日(現地時間)、北朝鮮専門サイト「分断を越えて(BEYOND PARALLEL)」で、「今月2日に撮影した商業衛星写真を見ると、北朝鮮が西海(ソヘ、黄海)長距離ミサイル発射場を迅速に再建している」と明らかにした。動きは垂直エンジン試験台と発射台の軌道式ロケット移動構造物ではっきりと表れ、主に閉鎖されていた連結タワーの覆いも開かれて発射台が見えると、CSISは指摘した。