【社説】最低賃金、もう混乱を収拾して安定化に出てほしい=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.28 10:53
最低賃金委員会は一昨日から全員会議を開いて「2020年最低賃金」を話し合ったが、昨日までだった法廷審議の期限を結局超えてしまった。公益委員・使用者委員・勤労者委員9人ずつ合わせて27人が協議を行ったが、尖鋭な対立の末に使用者委員が退場することで核心事案である来年度の最低賃金の単位も決定できない状況になった。
経営界の立場を代弁する使用者委員が会議場を蹴飛ばして出て行ったのは最低賃金の業種別差別案件の否決のためだ。経営界は最低賃金が2年間上がり過ぎたため、せめて業種別に差別を置いて適用する必要があると主張したが、公益委員が勤労者委員の軍配をあげることで否決された。