ドラマ『星から来たあなた』の俳優キム・スヒョン（２８）がボウリングのボールを手にレーンに立った。彼は１５ポンド（約６．８キロ）のボールを使いこなして次々とストライクを記録していった。安定したステップと無駄のないスイングがプロボウリング選手さながらだった。キム・スヒョンは２２日と２３日、京畿道（キョンギド）水原（スウォン）・安養（アンヤン）で開かれた２０１６韓国プロボウラー男子２２期第１次テストで３０ゲームを投球し、平均２１４．６点を記録した。参加者１１４人中上位３１番目の成績だった。当初、キム・スヒョンは韓国プロボウリング協会の配慮により特別会員（プロ）資格を得ることができた。ボウリングの発展に寄与できる人物が基準記録（第１次テスト平均１９０点以上）を越えれば正式選手になれるという条項だ。これに伴い、２０１４年には新体操元国家代表のシン・スジ（２５）がプロボウラーになった。

しかしキム・スヒョンはボウリング協会の配慮を丁重に断った。そして２９日と３０日に開かれる第２次テストにも出場することにした。一般の人たちと同じように第２次テストに臨むことにしたのだ。第２次テストでは第１次テストよりも高い平均２００点以上（３０ゲーム）を記録しなければプロボウラーの資格を得ることはできない。

キム・スヒョンの所属事務所であるキーイースト関係者は「キム・スヒョンさんはプロボウラーに挑戦すると決心した時から他の人と同じようにテストに臨むことを決めた。芸能人の特典は受けずに一般人と同等の条件で、自力でプロボウラーになりたいと考えていた」と説明した。プロテストに登場したキム・スヒョンの実力は平均的なプロボウラーに匹敵するものだった。青色のユニフォームに「受験番号２０３番」のゼッケンを背中に付けたキム・スヒョンは慎重な様子で投球した。初日の２２日には１５ゲーム中１３ゲームで２００点（３００点満点）を越えた。

キム・スヒョンは１ゲーム目から５本連続でストライクを記録し、２ゲーム目では参加者中最も高い２７８点を記録した。２日目の２３日序盤には１６０点台まで落ちることもあったが、６ゲーム目に２００点台を回復すると９・１０ゲーム目では８本連続ストライクを成功させて２４６点、２６８点を記録した。引き続き１１ゲーム（２５９点）では９本連続ストライクを成功させて場内をざわつかせた。二日間１５時間にわたって３０ゲームを行うというタイトなスケジュールにもかかわらずキム・スヒョンはそのうち２３ゲームで２００点を難なく越えた。


俳優キム・スヒョンのプロボウラー挑戦記…ＦＴＩＳＬＡＮＤイ・ホンギも（２）