韓国環境部ディーゼル車排出ガス調査…今後の自動車業界は?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.20 16:35
環境部がディーゼル車20種の排出ガスを調査した後、日産が排出ガス装置を操作したという発表をするやいなや自動車業界が自分たちに及ぶ影響を確認するのに忙しい。環境部の調査結果の妥当性は別にしても、発表内容が消費者の購買に影響を及ぼす可能性が高いためだ。
ルノーサムスンは今回の波紋の中心にいる日産と同盟関係(ルノー・日産アライアンス)で、エンジンを含む多くの自動車技術を共有してきただけに緊張している。今回の発表で日産「キャッシュカイ」の次に多くの汚染物質を排出した車もルノーサムスンの小型スポーツ用多目的車(SUV)「QM3」だ。ややもするとルノーのディーゼルエンジン技術の信頼度が打撃を受けかねない。下半期の中型セダンSM6ディーゼルの発売も予定されている状況なので一層波紋に気を遣っている。ルノーサムスン側は「SM6ディーゼルは予定通りに発売する」としつつも「事態の推移は注意深く見守っている」と明らかにした。