ソウル地下鉄1~4号線区間の20%、大地震になれば「ガラガラ崩れる」(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.04.25 15:55
これに対して韓国原子力安全研究院の総合安全評価部のキム・ミンギュ責任研究員は「安全性の強化も良いが費用も考えなければならず、費用と安全の間で適切なポイントを探すことが必要だ」として「日本ほどの強い地震が発生しないので、原子力発電所の安全性を十分に確保していると判断している」と話した。
これと共に、活断層として分類する基準も議論になっている。普通、地質学的には新生代第4期(258万8000年前から現在まで)に断層運動が発生した断層のことをいう。だが、このように長期間動いた断層を全て活断層とみなして周辺に原子力発電所が建設できないようにするのは不合理だという指摘もある。一部の専門家は原発の建設に関して12万5000年以内に動いたもの、あるいは3万~5万年以内に動いたのを活断層とみるべきだという主張も出している。