サムスンのリーダーシップ空白への懸念…副会長が前面に登場(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.18 09:51
サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が経営の前面に登場し始めた。入院治療中の李健熙(イ・ゴンヒ)会長に代わりグループレベルの大規模な契約だけでなく内外の懸案を直接取りまとめている。特に対決構造へと突き進んでいたアップルとサムスンの特許訴訟を“和解モード”に変え、停滞状態だった社内職業病交渉に積極的に乗り出すなど李副会長ならではのカラーも続々と見せている。これを通じ内外で提起されるリーダーシップ空白への懸念を急速に鎮めている。
李副会長は17日に中国・南京で開かれた「IOC公式スポンサー契約式」に出席した。2016年のブラジル・リオデジャネイロ大会まで締結されていた五輪スポンサー契約を韓国で開かれる2018年平昌(ピョンチャン)冬季大会と2020年東京大会まで延長するための席だった。