天野IAEA事務局長「福島原発事故の後遺症が深刻、日本は周辺国と情報共有を」(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.09.09 16:10
--韓国が妥当性評価を要請すれば。
「IAEAの加盟国は計170カ国ほどだ。個別加盟国の要請にいちいち応じることはできない。しかし私たちが推奨するのは、複数の国が一緒に参加し、海はもちろん近隣の土壌の汚染状況を共同でモニターしようというものだ。現在IAEAは福島原発事故に対する総合的な報告書を準備中だが、来年完成する見込みだ。ここには海洋汚染に関する調査内容も含まれるだろう。私たちは特定政策の妥当性を評価しないが、調査を通じて教訓を得ようとする。私は1990年代初め、ロシアが核廃棄物を極東海域に投機し、大きな物議をかもした際、韓日ロ共同調査が行われ、ここにIAEAが参加した事実をはっきり記憶している」