「国際会計基準、韓国企業に不利…特殊性を反映する」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.24 09:29
キム・ヨン世界銀行総裁をはじめ、国際機構に進出する韓国人が増えている。最近、国際会計基準委員会(IASB)委員に選任された徐正雨(ソ・ジョンウ)国民大教授(57、写真)もその一人だ。
IASBは世界およそ130カ国が採用している国際会計基準(IFRS)を決めて監督するところだ。韓国も昨年からIFRSを採用している。
問題は、この基準をどう決めるかをめぐる国家間の競争が激しいという点だ。自国企業の特殊性が反映されるほど自国企業に有利なためだ。これまで韓国は会計基準に大きな関心を向けてこなかった。韓国企業の成績が過小評価されてきた理由だ。