【取材日記】IOC委員は2人になったが落ち着かない韓国体育界
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.28 10:30
韓国スポーツが2年で2人の国際オリンピック委員会(IOC)委員を保有することになった。大韓体育会の李起興(イ・ギフン)会長(64)が26日にスイス・ローザンヌで開かれた第134回総会でIOC委員に選出された。ユ・スンミン選手委員(37)と共に韓国を代表するスポーツ外交官として活動することになった。韓国人としては歴代11人目のIOC委員だ。韓国は2017年8月に李健熙(イ・ゴンヒ)委員が辞任した後、再び2人のIOC委員を保有する国になった。
無報酬の名誉職として知られているIOC委員は世界どこに行っても国賓待遇を受ける。国際スポーツ界で強大な影響力を行使するためだ。オリンピック(五輪)開催都市の選定、正式種目の採択はもちろん、最近では世界の選手や指導者の人権改善などにも関心を傾けている。このような重責を非体育人である李会長が務めることになった。