韓国、2022年までに外来客2300万人誘致…中国・インドのビザを大幅に緩和
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.02 18:12
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が就任後初めて参加した拡大国家観光戦略会議で2022年までに外来観光客2300万人を誘致するという目標を明らかにした。このため、外国人のビザ発行条件を緩和し、ソウルと済州(チェジュ)に次ぐ国際観光都市の一カ所を選定して集中的に育成すると述べた。今年上半期中に非武装地帯(DMZ)を国民が直接歩くことができる「平和の道」を公開するという計画も明らかにした。
2日、仁川松島(インチョン・ソンド)の慶源齎(キョンウォンジェ)ホテルで開かれた国家観光戦略会議には李洛淵(イ・ナギョン)首相と13中央部署長・次官、観光関連機関および学界代表など約150人が参加した。1回目の会議では「人がいる観光」を、2回目の会議では「地域観光の活性化」を全面に出したとすれば、今度は「大韓民国観光革新戦略」を掲げた。
過去2回の会議と最も異なる点は外来観光客の誘致目標を前面に出したということだ。3月11日、文化体育観光部は今年の外来客の誘致目標を1800万人と掲げた。今度はより長期的な目標を発表した。数字を前面に出した量的成長をやめるという既存戦略を修正したわけだ。盧泰剛(ノ・テガン)文体部第2次官は「2022年、2300万人誘致は多少無理な目標であるかもしれないが、必ず達成するという政府の意志」と話した。文大統領が戦略会議の冒頭発言で「観光も交易や海外受注のように国際的な総力競争の時代に突入した」とし「その競争を勝ち抜いてこそ観光収支黒字国家として発展することができる」と話したのも同じ流れだと見られる。