「仕事に行ったらあかん」ていうんや…過労死の防止に取り組む日本

「仕事に行ったらあかん」ていうんや…過労死の防止に取り組む日本

2015年12月22日11時05分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  大きくなったら、ぼくは博士になりたい。

  そしてドラえもんに出てくるようなタイムマシーンを作る。

  ぼくはタイムマシーンにのって

  お父さんのしんでしまう前の日にいく

  そして「仕事に行ったらあかん」ていうんや

  昨年、日本の国会で「過労死等防止対策推進法」(以下、「過労死防止法」)を通過させた議員の心を動かしたのは過労死で亡くなった男性の息子が書いた「ぼくの夢」という詩だった。

  21日、朝日新聞は過労死で亡くなった彼らの遺族たちが「過労死防止法」の通過に向けた取り組みの様子を報じた。

  「ぼくの夢」に登場した男性は和歌山県の公務員(当時46歳)だった。過重な業務に追われていたこの男性は息子マー君が幼稚園に通っていた2003年に命を絶った。毎日事務所で、16時間以上働いていたマー君の父親は帰宅しても午前1時まで仕事をした。起床時間は午前5時だった。亡くなる前の1カ月間は残業時間だけで月110時間にのぼった。家で仕事をしていた時間も合わせると200時間以上も働いていたことになる。過労死基準は月80時間の時間外勤務だ。

  議会提出用の文書を検討している間、彼は部下に任せた部分に間違いを見つけた。精神的に追い詰められたマー君の父親は遺書を書き残して自殺した。「もはや死んでおわびするしかない」という内容だった。

  父親をなくした後、小学校に進学したマー君は1年生の時に「ぼくの夢」という詩をつくった。タイムマシンを乗って過去に戻り、お父さんを助けたいという内容の詩は2012年、国会でも朗読されて聴衆の心を強く打った。過労死の遺族でつくる「全国過労死を考える家族の会」は過労死防止法成立のために奔走した。路上署名運動で配布された署名用紙には「ぼくの夢」が印刷された。55万人が署名に参加した。

  2013年、法制定をめざす無所属国会議員連盟が誕生し、2014年6月には連盟が提出した「過労死防止法」は全会一致で通過した。過労死が日本で社会問題になってから実に約25年が過ぎていた。タイムマシンを作りたいと言っていたマー君は命を救うのに役立つをしている理科大生に成長した。マー君の母親である中原のり子さんは「過労死のない世の中になってほしい」と話した。

  これに先立ち、今月初めには苛酷な残業を強要した日本のブラック企業が月141時間に達する残業に苦しめられて自殺した従業員の遺族に1億3365万円を賠償することにした。過労死訴訟で「懲罰的賠償」が適用された初めての事例だ。過労死は韓国も直面している問題だ。韓国は経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち、メキシコ(1位)に次いで年間労働時間(2124時間)が長い。
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