8.2%増加の見通しが…中国の輸出、3月も14.6%減(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.14 11:42
タイガー指数で見た第1四半期の成績は良くない。総合成長指数の場合、先進国は改善されたが中国など新興国が後退し効果は相殺された。実体経済指数は先進国と新興国とも大きく落ちた。新興国の投資家信頼指数はマイナス圏にとどまった。ブルッキングス研究所のエコノミスト、エスワー・プラサド氏は、「米国、英国、インドの持続的な成長モメンタムを持つ3カ国を除くと短期成長見通しが鼓舞的な国はほとんどない」と明らかにした。
フィナンシャルタイムズは、「国際原油価格下落の影響などで欧州と日本の家計消費が増え先進国の成長が改善されたがすでに脆弱性が現れている」と診断した。米国の3月の新規雇用数が急減するなど悪化した雇用指標がこれを後押しする。プラサド氏は「ドル高が続き世界経済を引っ張っていかなければならないという負担感が米国経済を重く押さえ付けている」と話した。