北、咸興でミサイルの燃料生産の情況…事実なら対北朝鮮の原油制限効果が減少
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.29 10:19
北朝鮮がすでに、咸興(ハムフン)でミサイルの燃料を独自生産している情況が捉えられたと、米紙ニューヨークタイムズ(NYT)が27日(現地時間)付の記事で報じた。
当該物質は液体燃料の「非対称ジメチルヒドラジン(UDMH)」だ。UDMHは2012年と2014年の国連安全保障理事会の対北朝鮮の禁輸品目に含まれている。北朝鮮はこれまで中国とロシアからこれを輸入しているという。2008年10月にはホワイトハウスのコンドリーザ・ライス国家安保補佐官(当時)が内部メモで北朝鮮がUDMHで推進するミサイルのエンジンを購入していると警告している。しかし、北朝鮮がこの燃料を独自生産している場合、国連安保理の制裁は実効性が大きく落ちることになる。