韓経:「サラリーマン神話」鄭祐泳ホンダコリア社長、5%保有の株価が10年間で20倍に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.06 11:10
輸入自動車会社ホンダコリアが昨年、過去最高の実績を出した中、同社の鄭祐泳(チョン・ウヨン)社長の保有株の価値も急増している。1976年に大林(デリム)自動車に入社した鄭社長はホンダコリアの代表であり5%の株主として「サラリーマン神話」を築いているという評価を聞く。
金融監督院の電子公示システムによると、ホンダコリアは2016会計年度(2016年4月1日-2017年3月31日)の実績が売上高2795億ウォン(約275億円)、営業利益262億ウォンだった。前年比で売上高は31.0%増、営業利益は53.4%増。純利益は37.1%増の213億ウォンだ。年間売上高・純利益で過去最高の実績となった。同社は昨年「アコード」をはじめとする中型セダンを前に出して韓国国内で6636台を販売した。前年比47.1%増えた。
持ち株比率5%の鄭社長の株式価値も大幅に上昇した。国内自動車企業の平均株価収益率(PER、株価/1株あたり純利益)の11倍を適用して算出したホンダコリアの価値は2343億ウォン(純利益×PER)にのぼる。単純計算で鄭社長が保有する株式の価値は117億ウォンと推算される。