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「エイズに対する偏見を無くしたい…韓国も助けを」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.05 17:43
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アフリカのマリ出身のミシェル・シディベ国連合同エイズ計画(UNAIDS)事務局長(61)は、12歳だった時、登校途中に自分が何をして生きていくべきかを決めた。家から学校まで歩いて行く途中、毎朝のように外に出てきている知的障害児に、他の子供たちが石を投げるのを見た時だ。石を投げられて痛いはずなのにも明るい笑顔だったその子を見ながら決心した。「疎外された人たちのために私ができることを探そう」。学校卒業後、 国連児童基金(UNICEF/ユニセフ)に入り、児童・女性問題に邁進した理由だ。ユニセフなどさまざまな国連機関で働いていたが、2001年に国連合同エイズ計画に合流した。2009年、潘基文(パン・ギムン)事務総長は40年経歴の「国連通」のシディベさんをエイズ撲滅の最前線に立つ事務局長に任命した。

最近、韓国を訪問し、先月25日に中央日報と会ったシディベ総裁は、12歳当時の記憶を回顧した。「石を投げていた子供たちも心が歪んでいてそうしたわけではなかった。自分と違う姿に恐怖を感じたために、暴力的な対応に出てしまったに過ぎない。ある日、障害を持ったその子の姿が見えないので調べてみたところ、精神病棟に縛られていた。私を変な目で見る看護士に『その子の友達だ』と言って面会に行ったら、その子は明るく笑ってくれた。実際にその日から私たちは友達になった」。

 
シディベ事務局長はエイズ問題も同じ脈絡からアプローチした。人々がエイズを避けるのは、偏見と恐れのためだという。そのため、シディベ総裁の目標はエイズに対する偏見をなくすことだ。洪明甫(ホン・ミョンボ)サッカー代表チーム監督を親善大使に委嘱し、韓栄実(ハン・ヨンシル)前淑明(スンミョン)女子大総長を特別顧問に任命し、彼らの支援を受けている。

シディベ事務局長は、経済発展と民主化を成し遂げた韓国は、その底力をもとにエイズ撲滅の一翼を担うことができると言った。「アフリカで、エイズは母胎感染する場合が多い。赤ちゃんが生まれてすぐ母親が死に、その子供は生計のためにまた売春をするという悪循環を止めなければならない。そのためには彼らに良い仕事が与えられ、親が教育を受けなければならない」。

シディベ事務局長は国連合同エイズ計画予算の問題で、1人当たりのエイズ治療費が年間80ドル(約8万4000ウォン)に減少して厳しい状況にあると話す。「潘総長が多くの支援を行っている。エイズが乱れた性生活や同性愛から始まるものという誤った偏見を無くすのにも気を配っている。2011年には、マリで同性愛者という理由で14年間服役中だった男性を潘事務総長が政府を説得して釈放させている。

2015年を基点に、エイズに新たに感染する人がいないようにするというシディベ事務局長の計画は、先月インドネシアのバリで開かれたアジア・太平洋経済協力体(APEC)首脳会議で各国首脳が宣言文を通じて支持を表明して弾みがついた。朴槿恵(パク・クネ)大統領も署名した首脳宣言文だ。

しかし、国際社会の中での韓国の役割はまだ微々たるものだ。韓特別顧問は「国連合同エイズ計画が推進中のエイズ拡散防止プログラムに日本を含めた29カ国が支援をしているが、韓国は抜けている」と指摘した。韓特別顧問は「国際社会で、ミドルパワー(middle power/中堅国)を目指す韓国がこのようなグローバルイシューにもっと関心を持たなければならない」とし、「エイズは注射や輸血の過程の小さなミスでも感染しかねないものだけに、心の中の偏見を無くすのが先だ」と強調した。

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    「エイズに対する偏見を無くしたい…韓国も助けを」

    2013.11.05 17:43
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    国連合同エイズ計画(UNAIDS)のミシェル・シディベ事務局長(右)と韓栄実(ハン・ヨンシル)特別顧問。彼らは「心の中の偏見を無くすのが、エイズ撲滅の第一歩」と強調した。
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