映画『靖国』が日本で公開中止へ… 日本映画界“表現の自由侵害”
反日だとして波紋を広げているドキュメンタリー映画『靖国』の上映を映画館が相次いで中止と決めたことで、12日に予定されていた公開のめどが立たなくなった。共同通信など日本のメディアによると上映計画を取り消した映画館は東京4カ所と大阪1カ所だ。東京銀座のシネパトス側は 「上映をやめろという電話がかかって来たり、映画館の周辺で抗議デモが起こったりした」とし「問題のある作品を上映して問題が発生すればビル内のほかの企業などに被害を与えることがあり、このような決断を下した」と明らかにした。
『靖国』は中国中央テレビ(CCTV)のプロデューサー出身である李纓監督(45)が1997年撮影を始め、昨年完成したドキュメンタリー作品だ。韓日中の合作映画で、日本文化庁傘下機関である芸術文化振興会が750万円を支援している。先月末、香港国際映画祭では作品性を認められ、最優秀ドキュメンタリー賞を受賞、韓日中で同時に公開される予定だった。