“折り紙の神”神谷さん、韓国の“折り紙の神童”を日本に招待(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.19 15:45
紙で夢を折る2人の男が手を取り合った。鋭敏な感覚と高度な忍耐力が宿っている手だ。1人は日本の“折り紙の神”と呼ばれている神谷哲史さん(30)と、もう1人は第2の神谷を夢見る韓国のイ・インソン君(16、新泰仁高2年)だ。
日本・東京の折り紙文化院「おりがみはうす」で今月11日、2人はついに対面した。イ君が師匠になってほしいと頼むと、日本の方からイ君を招待したのだ。
神谷さんと握手をするイ君の手は冷汗をびっしょりかいていた。小柄ながらも鋭い目つきの青年、神谷さんは無口な方だった。幼い頃から1人で作品活動をしてきたため、他人と一緒にいることにあまり慣れていないという。彼は2歳の時に初めて折り紙を手にし、独学で折り紙を折る中、13歳の時に日本折り紙協会に入った。1999年からTVチャンピオン折り紙王選手権で4年連続優勝に輝き、全国的な耳目を集めた。彼は縦横3メートルの紙を約2年にわたって折りつづけ、“龍神”という作品を完成させた。