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100年王国を夢見る金正恩氏…偶像化には赤信号(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.02 15:40
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平壌(ピョンヤン)は最近、お祭りムードだ。「大陸間弾道ロケット」発射成功を祝い、夜には花火が大同江(テドンガン)を彩る。国営宣伝メディアは金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の称賛に忙しい。「非凡な軍事的英知と度胸、優れた知略で世人の予想を覆し…」を叫ぶアナウンサーは興奮している。「金正恩同志」を称賛する修飾語だけで計59字にのぼるほどだ。このように盛り上がった雰囲気の裏で感知される金正恩体制の悩みを見てみよう。

平壌権力内部で最近のホットイシューは「最後の勝利」だ。先月28日夜の大陸間弾道ミサイル(ICBM)級「火星14」試験発射を伝えた国営朝鮮中央通信の報道は「反帝・反米対決戦で必ず最後の勝利を成し遂げる」という誓いで終わった。金正恩労働党委員長が出席した祝宴会でもこの言葉は核心の話題になった。31日付の労働新聞に掲載された論客バン・ソンファ氏の政論「朝鮮の力、世界を揺るがす」は「最後の勝利のその日まで力強く前へ!」という言葉で終えた。あたかも金正恩体制の政策路線の最終目標を知らせる雰囲気だ。

 
この表現が初めて登場したのは2012年4月の金正恩委員長の演説でだ。祖父の金日成(キム・イルソン)主席(1994年死去)出生100周年を迎え、金正恩委員長は初めて公開演説をした。金委員長は「人民が二度と苦しむことがないようにする」と公言したこの演説の最後を「最後の勝利に向かって前へ!」という言葉で終えた。当時28歳だった青年指導者は演説中に体を左右に動かしながら不安な姿を表した。速射砲のように話す未熟さのため「最後の勝利」が何を意味するのか専門家らも理解できなかった。

しばらく忘れられていたこのキーワードが約5年ぶりに注目されることになったのは、金正恩委員長の核・ミサイル賭博が最後の走路に入り込んだからだ。金正恩委員長は後継者時代だった2009年5月、咸鏡北道豊渓里(プンゲリ)西側の坑道で2回目の核実験を主導した。執権翌年の2013年2月と昨年1月、9月に追加の核実験を行った。ミサイルに目を向けた金委員長は中距離弾道ミサイル(IRBM)と潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を経て、ついにICBM級の試験発射に成功した。父の金正日(キム・ジョンイル)総書記の遺訓と見なされる「先軍路線」に執着した結果だ。

先月4日に「火星14」の1次テストした当時、金正恩委員長は「米国に大小のプレゼントをする」として追加発射を予告した。しかし2週間後に2回目の試験を終えた後には「この程度なら米国は我々に触れれば無事でないことを十分に理解したはず」と自信を表した。ミサイル挑発はこのあたりで一休みするという気流が感知される。「米本土全域が我々の射程圏にあるというのが明確に立証された」という金委員長の主張からは、核兵器とその運搬手段のミサイルの結合が完成段階に達したというメッセージを読み取ることができる。まさに意気揚々だ。

もちろん一部の誇大妄想レベルの発言は金正恩委員長の現実認知能力に疑問を抱かせる。金正恩委員長は「米国の奴らが核の棒を振り回すのなら、我々がこれまでに見せた核戦争武力でそのクセを正してやる」と述べた。相次ぐICBM級の発射成功に高揚しているのだ。ところが状況はそれほど容易ではない。米国が主導する対北朝鮮圧力戦略はパラダイムの根本的転換を控えた局面にある。世界的な外交専門家のキッシンジャー元国務長官は北核解決のための案として「北朝鮮政権崩壊後の状況について米国と中国が事前に合意すれば良い機会を持つことができるだろう」と提案した。核とミサイルを握ったまま「ゲームチェンジャー」に浮上した金正恩委員長を除去する、いわゆる「レジームチェンジ」を米中間で公論化しようというアイデアだ。

金正恩委員長の除去に焦点を合わせた対北朝鮮攻勢はエリート層の体制離反を加速化する公算が大きい。すでに北朝鮮の核心権力層のうち少なくない人たちが平壌に背を向けた。いわゆる「パルチザン」世代と呼ばれた北朝鮮政権発足に寄与したグループの離脱も続く。外交官と貿易代表部で働いて海外滞留特権を享受した人たちが主軸だ。2013年末にあった叔母の夫・張成沢(チャン・ソンテク)氏処刑事態は、パワーエリートに「我々も一日で没落するかもしれない」という危機感を抱かせた。高位脱北者は「金正恩委員長が『火星』をいくら発射しても、北の核心層は決して望まない雰囲気」と語った。祝賀行事にやむを得ず参加し、拍手して歓呼するショーをするが、結局「いざという時は私も家族と一緒に貯めたドルを持って脱北する」という考えにとらわれるということだ。


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