<今こそ創意韓流だ>(上)ジャスティン・ビーバーら有名ポップ歌手が夢中になるKファッション(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.06 14:52
「hyein seo」を率いるソ・ヘイン氏とイ・ジンホ氏は、2014年ベルギーのアントワープ王立芸術学教修士卒業作品がニューヨークファッションウィークに紹介され、これをポップ歌手でトレンドセッターのリアーナが購入しながら世界的な知名度を得た。「99%is」のパク・ジョンウ氏(32)の服は、ジャスティン・ビーバーやレディー・ガガなどのセレブリティが好む服としてソーシャルネットワーク(SNS)上で話題だ。
このようにKファッションが躍進する理由は何か。雑誌『ヴォーグ』のインターナショナル・エディターであるスージー・メンキス氏は「Juun J」の特徴として「ジェンダーブレンディング(性的境界を崩すこと)だけでなく古典的な韓服との接点を見出して21世紀のメンズファッションを再構成している点」を挙げた。固有の伝統とトレンディーな現代的感性を調和させたことに注目したのだ。「テンソウル」オープニングショーを訪れたフランスのファッションエディターであるリリー・テンプルトン氏も「Kファッションは刺しゅうのようなディテールを通じて西洋の服飾と韓国伝統の服飾の違いをクールに組み合わせている」と評した。