韓国が管楽器の不毛の地?今は外国に招かれて(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.07 09:19
◆幼少時から始めて=韓国人はなぜ管楽器が得意になったのだろうか。キム・ホンバク氏は「幼い頃から管楽器に親しむ演奏者が増えたため」と分析した。彼は「弦楽器・ピアノは、幼いころからしっかり基本の技を磨いた人が多かったが、管楽器は高校を卒業する頃から始める傾向があった」として「最近では小学校の時から管楽器で音楽を始めて、深みのある練習をしてきた人が増えた」と説明した。キム・ホンバク氏は14歳からホルンを始めた。
実際、幼い管楽器の演奏者が増えている。14歳未満の英才選抜プログラムを1998年に始めた錦湖(クムホ)アシアナ文化財団によれば、2013年の管楽器の英才は32人だ。99年には10人、2007年は16人だった。この財団のパク・ソンヒ音楽事業チーム長は「音楽英才の楽器選択が多様化した。韓国音楽界の基礎体力が堅固になるものとみられる」と説明した。