北朝鮮から脱出した元北朝鮮住民ら300人を対象に行ったアンケート調査の結果は衝撃的だった。回答者の70.5%が「機会があれば米国に亡命したい」と回答しており、「第三国に移民する考えがある」との回答も66.4%に達した。
とりわけ54.6%も達する回答者が「処罰がなければ北朝鮮へ帰りたい気持ちもする」と回答し、状況の深刻性が感じられた。これは18日に発売された月刊中央の8月号が、今年6月30日~7月4日、脱北者団体の「スンウィ同志会」の協力のもと、ソウル在住脱北者を対象に調べたもの。それらを困惑させる要素は差別だ。回答者の51.1%が「韓国人に差別を受けている」と指摘。