「歴史ツアーで日本の中・高校修学旅行団を誘致」忠清南道で観光商品を開発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.20 09:29
忠清南道(チュンチョンナムド)が日本の修学旅行団の誘致のためにカスタマイズ型旅行商品の開発に乗り出している。日本の中・高校の歴史検定教科書に「百済の歴史」が多数記述されているという点を考慮し、歴史ツアーで観光客を誘致するという戦略だ。
19日、忠清南道によると、2015年百済歴史遺跡区がユネスコ世界文化遺産に登録されてから、百済古都の公州(コンジュ)や扶余(プヨ)を訪れる日本人観光客が増加している。今年は4万人余りが訪れるものと、忠清南道は予想している。
このような傾向に基づき、今年は歴史教科書ツアー商品2~3つを開発する計画だ。新しく開発する旅行商品は「百済夜!」という名で日本に紹介される。歴史教科書ツアーは中・高校生だけでなく、過去に公州や扶余に修学旅行を来た中高年層の思い出を刺激し、リピーターも期待できるというのが忠清南道の判断だ。