韓経:【社説】成長率6.5%以下も甘受するという習近平主席
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.26 13:34
中国の習近平国家主席が共産党金融経済指導部会議で、来年の経済成長率が6.5%以下に落ちることも容認すると明らかにしたというブルームバーグの報道があった。習主席が経済成長率目標達成に大きなリスクが伴う場合、無理に合わせる必要はないと述べたということだ。この発言が伝えられると、外では中国が6.5%以上の成長率目標をあきらめたという解釈も出ている。成長目標と実際の成長率のかい離をこれ以上放置できないということだ。
中国共産党は「第13次5カ年計画」を通じて2020年まで毎年6.5%以上の成長率を達成するという目標を対内外に明らかにしていた。中国共産党としてはこれ以上は退けないマジノ線ということだ。中国政府は今年の四半期別国内総生産(GDP)増加率が3期連続で6.7%という信じがたい発表をした。外部では共産党の統計的操作が疑われ、たとえ事実としても目標値の達成に相当な無理があったはずだという分析が多かったのもこのためだった。