7-9月期の体感景気急冷…10-12月期のマイナス成長に不安感=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.24 09:31
経済で心理は重要だ。周辺環境が厳しくても経済主体が状況を肯定的に眺めれば景気は生き返れるためだ。特に企業が現実を楽観すれば、いまは利益が出なくても投資に出られる。悲観的な判断をすれば反対の決定をしかねない。7-9月期の現実は後者に近い。4-6月期に回復した企業の投資心理が内外の各種悪材料で再び冷え込んだためだ。
10-12月期の見通しも明るくない。一部民間経済研究所などは10-12月期にマイナス成長または0%台の成長にとどまるとみている。
産業研究院が23日に明らかにしたところによると、製造業者650社余りを対象に調査した7-9月期の製造業企業景況調査指数(BSI)は市況が84、売り上げが83だった。前四半期よりそれぞれ6ポイントと11ポイントの下落だ。1-3月期よりそれぞれ13ポイントと19ポイント上がり上昇傾向を見せた4-6月期の勢いは失われた。