韓国外交長官「北、国連加盟国の資格あるのか疑問」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.22 14:02
第７１回国連総会に出席するため米ニューヨークを訪問中の尹炳世（ユン・ビョンセ）外交部長官が２０日（現地時間）、ＡＰ通信のインタビューで「国連加盟国は北が果たして国連加盟国として資格があるのか一度悩んでみなければいけない」と述べた。
ＡＰ通信は「尹長官は北朝鮮を国連から追放（ｅｘｐｕｌｓｉｏｎ）するべきだとは言わなかったが、北朝鮮の持続的な国連安全保障理事会決議違反行為により北朝鮮の国連加盟国地位の適合性に疑問が提起されていると明らかにした」と報じた。これに先立ち今年１月の北朝鮮の４回目の核実験後、呉俊（オ・ジュン）国連大使が国連公開討議などを契機に似た趣旨の発言をしたことはあるが、尹長官が北朝鮮の国連加盟国資格を問題にしたのは初めて。
また尹長官は北朝鮮を「常習的犯罪者（ｓｅｒｉａｌ ｏｆｆｅｎｄｅｒ）」と呼び、「今回の核実験は北の脅威が非常に危険なレベルに達し、もう我々が核兵器が搭載された北のミサイルの実戦配備を心配すべき水準になったという事実を悟らせている」と述べたと、ＡＰ通信は伝えた。