韓国カーレースの歴史になったリュ・シウォン、21年間に106回疾走(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.27 13:16
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レーシングスーツを着たリュ・シウォン(写真=スーパーレース)
「チーム106」も好調だった。2010-12年と3年連続でスーパーレースGT(グランドツーリング・量産車を基盤にした高性能スポーツカー)クラスで総合優勝した。リュ・シウォンは2013年、GTクラス総合3位となった。2014年からはスーパーレース最上位レベルのストックカー(量産車を改造して作った1人乗りレーシングカー)クラスに進出した。リュ・シウォンは「メインスポンサーは事情があって2013年に後援を中断した。企業の小規模後援とVIPドライビングスクールなど付帯事業などで今まで持ちこたえた」とし「2、3年前からレースで振るわず、スポンサーを見つけるのがさらに難しくなった。チームの運営に私費を投じるしかない状況」と話した。
今年のスーパーレースストックカークラス(キャデラック6000)には16チームの26人のドライバーが参加した。大企業チームには普通3、4人のドライバーがいる。「チーム106」はリュ・シウォンと日本人ドライバーの青木孝行(45)だけでシーズンを送った。それでも中上位圏の成績(16チーム中5位)を残した。