韓国、THAADの一部装備を追加搬入…核心の射撃統制レーダーも近く到着
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.16 14:02
韓国政府の関係者は15日、「高高度防衛ミサイル(THAAD)の一部の装備が京畿道烏山(オサン)米空軍基地に16日に追加で搬入される予定」とし「THAADの核心装備の射撃統制レーダー(AN/TPY-2)も近く国内に到着すると聞いている」と明らかにした。別の政府関係者は「AN/TPY-2レーダーは、中国が『自国の領土の奥深くまで監視ができる』としてTHAAD反対の名分として前に出した装備であり、米国が他の装備より遅く搬入すると把握している」と述べた。韓米両国はTHAADをできる限り迅速に配備するという方針に基づき、6日にTHAAD体系のミサイル発射台2台をC-17グローブマスター輸送機で在韓米軍烏山空軍基地に緊急空輸した。韓米は今月中にTHAADの韓半島(朝鮮半島)展開を終える予定だ。
こうした中、ウサマ・ビンラディンを水葬した米海軍の原子力空母「カール・ビンソン」(CVN-70)が15日、釜山に入港した。世界最強の特殊作戦部隊と呼ばれるネイビーシールズ6チームもこの空母に乗ってきた。ネイビーシールズ6チームは2011年5月にビンラディンを射殺した部隊だ。当時、ビンラディンの遺体はアラビア海に配備された「カール・ビンソン」に移された後、イスラム式葬儀を経て水葬された。