韓国型ドローン技術の実演…世界2番目となるティルトローター適用(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.14 11:12
航空宇宙研究院のチュ・ジン航空研究本部長は、「TR-60は医薬品とすれば臨床試験に当たる体系開発とシステム安定化などを経て国土交通部の承認を受ければ2020年ごろに商用化が可能だ。遠洋漁船のマグロ魚群探知、軍偵察機などに活用できる」と話した。
ティルトローターが速く飛ぶ無人機ならば、「高高度長期滞空電気動力無人機」(EAV)は高く飛ぶ無人機だ。高高度無人機「EAV-2」は自動車に装着した状態で滑走路を走った。離陸に必要な揚力と推進力を得るためだ。一定速度を超えると自動で車と分離し空中に飛んでいった。大きなトンボの形で無駄のないスマートな飛行機は大きく螺旋形に回り少しずつ高度を上げた。航空宇宙研究院関係者は、「タカやワシが高度を上げる時に上昇気流に乗り徐々に上がるのと同じ原理」と説明した。