資産家殺人事件のソウル市議員に無期懲役…裁判員全員「有罪を」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.28 14:42
宣告に先立ち検察は、キム被告とペン被告にそれぞれ死刑を求刑した。検察は「ひとりの高貴な生命を虫一匹に例えて好き放題に利用した後、無惨に踏みにじった被告人キム・ヒョンシクに、その罪に相当する分の代価が伴わなければならない」としながら「法の厳重さを示して正義が実現されるべき」と求刑理由を説明した。
同日、キム被告は黙秘権を行使した先の5回の裁判と違い、積極的に自身を弁護した。弁護人が制止するほどだった。キム被告は検察が「ペン被告に殺害を請け負わせなかったか」と尋ねると「そのような事実はない」と答えた。2012年4月ごろから続いた自身の圧迫で、ペン被告がソン氏を殺害することになったというペン被告の陳述については「ウソだ」と話した。しかし、キム被告は検察が殺人教唆の動機に提示した「5億2000万ウォン借用証」について聞かれると堅く口を閉ざした。