韓国サッカーに外国人監督の風、トレンドが変わった(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.11 17:13
フース・ヒディンク監督が2002年韓日ワールドカップを通じて大きな成功を収めて以降、一時、韓国サッカーに外国人監督の風が吹いた。トルコ出身の名将セニョール・ギネシュ監督(ソウル)、セルジオ・ファリアス監督(浦項)などの成功例もあったが、大多数は韓国サッカー特有の文化と競技スタイルに適応できずに失敗した。「韓国型の指導者」と評価されるギネシュ・ファリアスらもクラブAチームの成績に没頭しただけで、海外の先進サッカーをKリーグに移植しようという努力は不足していた。
レニー・シュティーリケら最近の韓国サッカーと手を握った外国人指導者の選任トレンドは、明らかに異なる。2人の指導者はいずれも指導範囲がAチームに終わらず成人チームから青少年チームに及ぶクラブ内の垂直系列システムを全て掌握できる。Aチームの戦術を青少年チームまで共有するという点で「ヘッドコーチ(head coach)」の概念をこえて実質的に「マネジャー(manager)」の役割を果たす人物だ。