<アジアシリーズ>読売が優勝…韓国は“脇役”、興行も失敗
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.12 08:21
11日、韓国・釜山の社稷球場。読売(日本)-ラミゴ(台湾)の2012アジアシリーズ決勝が行われたが、競技場は閑散としていた。観客席の一部を埋めた両チームファンの応援の声だけが聞こえた。午前まで雨が降るなど、天気は他人の祭りになってしまったアジアシリーズの雰囲気をさらに沈めた。
初めて韓国で開催され、大きな期待が集めた2012アジアシリーズは、韓国チームの予選敗退で興行にも失敗した。昨年のアジアシリーズチャンピオンで、2011、2012韓国プロ野球チャンピオンのサムスンは9日、ラミゴとの初戦で0-3と完敗した。ロッテも10日の読売戦で0-5で敗れた。韓国チームが出ない決勝戦は、読売が6-3でラミゴを破って優勝した。大会期間中の計7試合に入場した観客は3万2198人で、期待を大きく下回った。
サムスンとロッテが苦戦を免れなかった理由は競技力の低下だった。韓国チームからは外国人選手が1人も出場しなかった。サムスン戦で完封したマイケル・ローリー(28)ら主軸選手を起用して準優勝したラミゴとは対照的だ。