【コラム】文大統領の手帳(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.08 14:37
明日(9日)、大統領就任から1カ月となる。文大統領はその間、強い意欲を見せた。「金封夕食会事件」監察指示で検察改革の信号弾を上げた。4大河川事業政策監査方針を明らかにし、人権委の強化による検警捜査権調整も示唆した。THAAD発射台4基未報告問題を通じて国防改革のメスも取り出す態勢だ。「文在寅改革」の核心だ。さらに政府組織法改正案と雇用補正予算(11兆ウォン規模)の処理が急がれる。
しかしこれらは大統領の意志だけでできることではない。国会で野党の同意が必要なものが多い。共に民主党は過半にもならない120議席だ。国会先進化法の構造では野党が支援しなければほとんど何もできない。