韓国東西発電、有害物質500トンを5年間にわたり海に投棄
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.02 08:46
韓国電力子会社の韓国東西発電の蔚山(ウルサン)火力本部が有害液体物質が混ざった冷却水を数年間にわたり海に投棄していたことが海洋警察に摘発された。蔚山海洋警備安全署は1日、海洋環境管理法違反などの容疑で蔚山火力本部環境管理チーム所属のA氏(45)とB氏(54)を在宅で立件するとともに、蔚山火力本部法人も立件し調査していると明らかにした。
蔚山火力本部は2011年1月から昨年7月までジメチルポリシロキサン500トンと冷却水が混ざった汚染水45億トンを海に排出した容疑を受けている。環境管理部署所属のA氏は2013年2月から昨年7月までジメチルポリシロキサン290トンが混ざった汚染水30億トンを投棄していた容疑を受けている。
海洋警察はまた、A氏の前任者がジメチルポリシロキサン210トンと汚染水15億トンを無断放流したとみて調査中だ。発電技術部署所属のB氏は2013年10月に発電機から発生した油性混合物(水と油が混ざった廃油)を海に捨てるために油水分離槽の中に揚水機の役割をする潜水ポンプを設置した容疑を受けている。