サムスン副会長の勝負…「バイオ医薬で第2の半導体神話」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.22 10:10
サムスン関係者は、「第3工場が稼動する2018年に売り上げ2兆ウォンを突破し、営業利益が1兆ウォンに達する成果が現れるだろう」と期待した。製造業者の場合、営業利益率が10%になるだけでも相当なものだが営業利益率が50%に達するという話だ。サムスンバイオロジックスのキム・テハン代表はこの日の記者懇談会で「着工後3年以内にバイオプラントを建設する事例はなく、15万リットル規模もわれわれが初めて。受託生産(CMO)事業を成功させるためには工場を早く作ってしっかり稼働させしっかり売ることが重要だが、サムスンは半導体生産経験を通じこれをすでに検証した」と話した。
サムスンバイオロジックスのユン・ホヨン常務は、「単純に生産規模1位が目標ではなく、バイオ医薬品市場のパラダイムを変えることが目標。これまでグローバルバイオ医薬品市場のプレーヤーは限定されており、他社に生産を任せられる状況ではなかったが、これからは製薬業界が(受託が一般的な)半導体モデルに変わるだろう」と自信を見せた。