韓国の輸出依存度さらに高まる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.05.31 09:09
韓国経済が外圧にさらに弱くなった。輸出入の比率が高まり、それでなくても不均衡となっている対外依存度がさらに深まった。経済で輸出が占める割合が初めて民間消費を上回った。全産業で製造業が占める割合も22年ぶりに50%を超えた。一方、雇用効果が大きいサービス業の割合は1998年以降で最低水準の37.7%を記録した。専門家は「グローバル金融危機以後、輸出は大企業のグローバル競争力を基に好調を維持してきたが、サービス市場など内需市場が大きく冷え込んだため」と解説した。
30日に韓国銀行が発表した「2010年産業連関表」によると、2010年に韓国の国内産業で製造業が占める割合は前年より2.5ポイント上昇の50.2%となった。製造業の割合が50%を超えたのは88年の52.7%以後初めてだ。90年代以後はサービス業の好況で製造業の割合は50%以下だった。そうするうちにグローバル金融危機が本格化した2008年には48.8%に急上昇し、今回半分を超えたのだ。