法定管理中の双竜(サンヨン)自動車を清算するよりも、経営を続けるほうがよいとの裁判所の調査結果が出された。これを受け双竜自動車は再建に向けた最初の山場を越えることになった。
ソウル中央地裁は6日、双竜自動車の継続企業価値を1兆3276億ウォン(約1025億円)とし、清算価値の9386億ウォンより高いとする調査結果を発表した。会社の資産に対する査定の結果、資産が2兆1272億ウォンで、負債の1兆6936億ウォンを上回った。法定管理中の双竜自動車を破産させず、追加支援を通じて再建させる名分を確保した格好だ。双竜自動車の再建可能性が出たことから6日の株式市場では双竜自動車の株価はストップ高となる1805ウォンの終値をつけた。