キム・ヨナさん「平昌五輪、観客として思う存分楽しみたい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.31 10:59
元韓国フィギュアスケート選手のキム・ヨナさんが2018年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)の興行の一助となりたいとの覚悟を明らかにした。同時に選手の立場ではなくオリンピックを思う存分楽しみたいという本音ものぞかせた。
キム・ヨナさんは30日、ギリシャ・アテネのパナシナイコスタジアムで開かれた平昌五輪聖火引継ぎ式のリハーサルに参加した。平昌五輪広報大使で聖火引継ぎ団の一員としてギリシャを訪問したキム・ヨナさんは、取材陣とのスタンディングインタビューで「聖火リレーが始まるということで、オリンピックまであと少しだという事実を実感することができる」としながら「聖火引継ぎ団の一人になれてうれしい。聖火リレーを通じてオリンピックの熱気がさらに高まることを期待する」と所感を明らかにした。
キム・ヨナさんは選手時代、聖火リレー走者として2回参加したことがある。2006年トリノ五輪と2012バンクーバー五輪で、選手代表として聖火リレーに参加した。引退後、聖火リレーに再び参加することになったキム・ヨナさんは「韓国で開かれるオリンピックに広報大使として参加し、聖火リレーにも参加できるとは光栄だ」としながら「オリンピック発祥地であるギリシャは初めて訪問する。オリンピック関連行事をギリシャですることになり面白い。記憶に残る経験になると思う」とした。