アジア大会での南北首脳会談は実現せず…「李首相が開会式出席」

アジア大会での南北首脳会談は実現せず…「李首相が開会式出席」

2018年08月11日11時02分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  18日にインドネシアで始まるアジア競技大会中の開催が期待されていた南北「ミニ首脳会談」は実現しないことになった。

  韓国政府当局者は10日、「文在寅(ムン・ジェイン)大統領はインドネシアでのアジア競技大会開会式に公式招請されたが、出席しないことになった」とし「その代わり李洛淵(イ・ナギョン)首相が出席する方向で進めている」と述べた。

  続いて「北の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が開会式に来る場合、文大統領のインドネシア訪問を検討した」とし「両首脳がインドネシアで会えば自然にミニ首脳会談が開かれる可能性があったが、双方ともに出席しないことを決めて不可能になった」と話した。

  インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は何度か南北の首脳を招請するという考えを伝えてきた。文大統領は7月に訪韓したルトノ外相(特使)に「日程と状況を考慮して判断する」とし「私(文大統領)が行くことができなければ高官級を送る」と明らかにしていた。

  文大統領が述べた「状況」とは金委員長のインドネシア訪問を意味するものだったというのが、青瓦台(チョンワデ、大統領府)側の説明だ。韓国政府は米朝関係と北朝鮮非核化問題の膠着状態が続く中、両首脳がアジア競技大会の開会式に出席する場合、首脳会談を通じて突破口を摸索できると期待していた。

  しかし北朝鮮が政治日程を理由に金委員長の出席が難しいという意向を明らかにしたほか、北朝鮮産石炭の密輸など懸案が発生したことも文大統領には足かせとなった。北朝鮮は金日国(キム・イルグク)体育相をジャカルタに派遣することにしたと、当局は把握している。

  ただ、インドネシアと伝統的に友好関係を維持してきた北朝鮮がアジア競技大会の開会直前に高官級を派遣する可能性があるという見方もある。この場合、南北が秋の首脳会談を控えて首相級の接触を図る可能性も提起される。

  チン・ヒグァン仁済大統一学部教授は「金日成(キム・イルソン)主席は1965年にインドネシア社会科学院で『思想での主体』という演説をした」とし「金主席が当時インドネシアから贈られた花を金日成花と命名して神聖視するなど、インドネシアとは特別な関係を持つ」と説明した。
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