韓国政府「輸入米に300-500%高率関税…農家を保護」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.19 09:46
李桐弼(イ・ドンピル)農林畜産食品部長官が18日、「来年からコメを関税化することを決めた」と発表した。コメ市場を開放するという意思を国際社会に伝えたのだ。残されたカギはどれほどの関税をかけるかだ。韓国政府は300-500%ほどなら市場開放の衝撃に耐えられるとみている。コメ開放に関する争点を7つに整理した。
▼必ず開放しなければいけないのか=韓国は1994年のウルグアイラウンド(UR)交渉で、農産物市場を開放することを国際社会に約束した。唯一の例外がコメだった。今年で例外認定期間20年が終了し、開放の義務が生じたというのが政府の説明だ。猶予期間をさらに延長する方法があるという点は政府も認めている。もちろん代償が伴う。義務輸入量(今年40万9000トン)をさらに増やす方法だ。「それよりも高率関税をかける条件で市場を開くのが国内稲作農家の保護に有利だ」というのが政府の論理だ。農民団体は「現状況維持のために政府が世界貿易機関(WTO)加盟国を説得するべきだ。そのような努力をせず譲歩することを先に考えるのが現政府の態度」と批判している。