【噴水台】韓国で忘れられた民団の70年の献身
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.02 07:47
先月29日午後、高麗大化汀(ファジョン)体育館はわんぱくな子どもたちの運動会で賑わった。この日の運動会は4泊5日間の日程で故国を訪れた在日同胞の小学生約450人と国内の小学生500人のための行事だった。激しい「鈴割り」競技が終わると、ある教師が両国の言葉で叫んだ。「ヨギロモイセヨ。ここに集まってください」。同胞学生のうち約200人は日本の学校に通い、韓国語がほとんどできないからだ。親の一人が日本人であるケースも少なくない。それでも行事を主催した「在日本大韓民国民団」側は親を説得して、韓国語を知らない子どもも積極的に引き込んだ。韓国人の血が流れる人すべてになんとか我々の文化を知らせようということだった。
今年は民団創設70周年。その間、民団は祖国をできる限り助けてきた。この人たちほど韓国の発展を望む人たちもいない。祖国がどれほどうまくいくかで社会的な待遇が変わるからだ。