【コラム】名分を放棄した「どん詰まり政治」=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.15 11:48
4・13総選挙が行われてから2カ月が流れた。今回の選挙はほとんど革命だった。第1党が変わり、両党体制は3党体制にひっくり返った。誰も想像できない結果だ。これだけ見ても最も反省しなければならないのはセヌリ党だ。ところが今、セヌリ党は全く違う姿だ。いつそんなことがあったかという雰囲気だ。
非常対策委員会の構成時から調べてみた。派閥で選挙を台無しにしてしまい、再び派閥のたわごとを繰り返した。曲折の末に新しく任命した金熙玉(キム・ヒオク)非常対策委員長は「国民の目の高さと意を尊重して革新する」と話した。しかし何も起きなかった。8月9日に全党大会を開いて新しい指導部を選ぶことにしたが、それまで何か出てくるだろうと期待する人はほとんどいない。ただ非常対策委を作ったと言って反省モードを終わらせたのだ。