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<インタビュー>今は米国衰退期…世界は「多極的混沌」避けがたいようだ(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.04.14 10:34
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▼司空=次に移ろう。あなたはかつて日本と共に欧州、特に東西欧州がつながった欧州が世界の中心に復帰することになるとみた。日本が機会を逃したとすれば欧州はどうなのか。

▼アタリ=もし東西欧州が広大な領土と豊富な天然資源を持つロシアとつながれば大きな潜在力を持つようになる。現在そうではなくて問題だ。今後、東西欧州とロシアがつながるならば欧州は世界最強になることは明らかだ。

 
▼司空=私はこの前2006年のノーベル経済学賞受賞者エドモンド・フェルプス教授と対談した。フェルプス教授は、いまだ欧州の「組合主義(corporatism)」の硬直性のために米国に比べ競争力の面で落ちるだけでなく欧州は世界の中心となることはできないとみていた。その点をどう思うか。

▼アタリ=私は同意しない。米国はお金を思いのままに印刷することで延命している国だ。そして米国は絶対貧困層と潜在失業が高いだけでなく、政治的無秩序などの問題が深刻な状態にある。

▼司空=世界基軸の通貨体制問題をここで議論するには複雑なテーマなので別にして、欧州の青年失業など失業問題も深刻ではないのか。

▼アタリ=欧州は統計的に見れば米国よりもましだ。

▼司空=出ている数字上はそうではない。とにかく欧州も雇用創出のために労働市場柔軟化のための改革強度を高めなければならないのではないか。

▼アタリ=その通りだ。私もそうした点について文を書いたことがある。だが、それは小さなディテールに過ぎない。米国の雇用市場は柔軟だが未来のためのシステムではない。解雇した人々を再教育していない。労働市場の柔軟性が金科玉条なのではない。

▼司空=あなたは米国が画期的な改革を行わなければ、いち早く衰退すると主張するが、最も重要で緊急な改革を何だと考えているのか。

▼アタリ=大統領制をなくさなければならない。

▼司空=代案は何か。

▼アタリ=大統領と議会が対話せずに常に争っている現在の大統領制では未来がないと思われる。フランスのように議会と大統領と首相の間のバランスを成し遂げなければならない。米国は大統領と議会が互いに相反する政策を推進しながら互いに対話もしない。最近、対という政策をめぐって共和党が大統領と相談もせずイスラエル首相の議会演説を成功させたことはあきれ返ることだ。さらに公共債務が急増しても大統領は決定をするだけで政策を執行できない。とてもおかしなシステムだ。米国は健康保険や初・中等教育の問題も深刻だ。

▼司空=そのような面でみると欧州はどうなのか。

▼アタリ=欧州は真の中央政府を持たなければならない。独立した財務部と予算、そして課税権限が必要だ。

▼司空=それが近い将来、可能だろうか。

▼アタリ=私は可能だとみている。私たちがユーロという単一通貨を作る時も誰も可能だとは思わなかった。欧州中央銀行の量的緩和についても誰もが懐疑的だった。時間がかかって問題が突出するだろうが実現されると思う。(中央SUNDAY第422号)


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