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<取材日記>親FTAデモを!

2007.03.28 16:50
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「韓国経済をダメにする自由貿易協定(FTA)は要らない。国民の同意なしのFTA交渉を中断せよ」。27日午後、韓米FTAの高官交渉が行なわれているソウル・ハイヤットホテル。韓米両国が真剣に協議に臨んでいる会場の入り口に、ホテルのお客さんに見せかけたデモ隊が2回乱入し、奇襲的なデモを繰り広げた。

韓米FTA阻止汎国民運動本部に所属するメンバーと大学生のデモ隊だった。「韓米FTAストップ!」というピケットを手に、印刷物をまいた後「勝手に交渉するな。国民投票を実施せよ」と叫んだ。おりしも会場から出てきた米農業交渉代表が驚いて避難した。ホテルの外でも街ごとに、警察と対立したデモ隊とスローガンが続いている。開放による韓国内産業への被害を懸念するのは十分納得できる。

 
それなら、FTAで得をする人は皆どこにいるのだろうか。正しいFTA実現国民運動本部など一部団体だけが支持の声を出しているものの、反対論字の勢いに負けている様子だ。FTAで最もたくさん得するようになる人は他ではなく消費者だ。商品の値段が安くなり、それによってお金に余裕ができれば、さらに貯蓄と投資ができる。

事情がこうであるにもかかわらず「どうでもいい」といった感じで「対岸の火事」の態度を取っている。各企業も同様だ。世界最大の市場、米国の関税の壁が崩れれば、輸出が増え投資が拡大される効果を得られる。それなのに、交渉の現場を見守る企業関係者はほとんど見当たらない。政治家も脅かすことに熱中している。

与党ウリ党の議員らは27日、交渉に集中しなければならない首席代表を朝食会に出席させ「損しない交渉が行なわれるべき」と訓戒し脅かした。韓国交渉団にまで直接書状を送り市場開放の拡大を促す米議員らの姿とはかけ離れている。チリが米国とFTA交渉を行なう当時に使った「room next door」はこうした韓国に示唆するものが大きい。

各種の利益団体が会場のそばにいくつかの部屋を借りた後、交渉の進み具合を見守り意見を提示した。その政策が内部の意見を聴取し「反FTAの情緒」もやわらげる役割をした。政府の消極的かつ秘密主義的な交渉態度も問題だが、沈黙の中で「無賃乗車」だけを期待するFTAの恩恵対象の姿はさらに問題だ。

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