北朝鮮、西北島嶼挑発の可能性…韓米が初めて「作計5015」適用(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.08 10:20
軍当局は2010年11月の延坪島砲撃戦のように、北朝鮮がミサイルや長射程砲(多連装ロケット砲と自走砲)を動員し、西北島嶼やその近隣に射撃を加える可能性もあるとみている。軍の関係者は「北が軍事的行動を予告した状況で西北島嶼を攻撃する可能性があるという判断に基づき、最悪のシナリオを想定して備えている」と述べた。
この関係者は「北は2014年から内陸を横断して東海(トンヘ、日本名・日本海)で射撃訓練を実施し、最近は同時に数発を発射できる300ミリ多連装ロケット砲の開発が最終段階にあり、これによる挑発の可能性も排除できない」とし「この場合、韓米連合資産を利用した挑発原点を焦土化させ、追加挑発を抑制する」と強調した。実際、金正恩(キム・ジョンウン)は3日、江原道元山(ウォンサン)地域で300ミリ新型ロケット砲の試験射撃を参観した。