<韓国大統領選>安哲秀氏「孤独な決断だけが残っている」…著書で事実上の出馬宣言?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.20 11:56
とはいえ、民主統合党に寄りつくわけでもない。安院長は「総選挙では状況が有利だったが、優勢を継続できなかった」とし「(総選挙当時)民主党の肩を持つことができないのは、候補の公認が国民の考えより政党内派閥の利害関係に影響を受けたと感じたため」と指摘した。
野党候補であるのに民主党とはやや距離を置く安院長のこうしたスタンスからは、10-11月頃にあるかもしれない野党候補一本化選挙に対する構想も見える。昨年10月26日のソウル市長選当時、民主党候補と無所属の朴元淳(パク・ウォンスン)候補の単一化モデルを考えたように、今回もそうなるのではという観測が出ている。安院長は「総選挙の直前(全南大特講で) 『政党の代わりに人物を見て選ぶべき」と述べたのは‘政党’が問題なのでそう言った」とし「私は政党政治を信じる」とも述べた。野党単一候補になった後、大統領選挙の前後に党籍を持つことも示唆したものと解釈される。