米第8軍司令部がハワイに移転する。複数の韓国軍と米国軍筋は4日「米軍当局が米第8軍の指揮部を、戦時作戦統制権を移譲する2021年を前後に、ハワイに移住させる方針を事実上確定した」と伝えた。
同筋はまた「米第8軍司令部をハワイに移転させる問題は、米陸軍の改革レベルから行われるもので、1年以上進められてきた」とし「まだ韓国政府には正式に通報していない状況」と説明した。
米第8軍司令部の帰還が決まったのは、米第8軍が韓国に配置されてから58年ぶりだ。軍筋は「米第8軍の指揮部がハワイに移っても、北朝鮮の脅威に備えるため、米第8軍の実務的な作戦機能は韓国に残るだろう」と話した。韓半島に戦争が勃発すれば、8軍指揮部が即刻韓国に戻り作戦を遂行できるよう、基盤組織と施設はそのまま残すものとされる。