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<テニス>セリーナに勝った21歳の日本人、大坂時代に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.10 08:10
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「大坂なおみは浮上する星(rising star)でない。すでに浮上している(already risen)」。

テニスメジャー大会の全米オープン主催側は大坂なおみ(21、日本、世界19位)の優勝を伝え、このように表現した。世界女子テニス界に大坂の時代が開かれた。

 
大坂は9日、米ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センターで行われた全米オープン女子シングルス決勝で「テニス女帝」セリーナ・ウィリアムズ(37、米国、26位)をセットスコア2-0(6-2、6-4)で破った。大坂がメジャー大会で優勝したのは初めて。大坂は日本人で初めてメジャーテニス大会を制した選手になった。アジア選手では李娜(中国)に続いて2人目。優勝賞金は380万ドル(約42億7000万ウォン)。大坂は10日に発表される世界ランキングで7位に上がる見込みだ。

世界テニス史に名前を刻んだ大坂は謝罪で優勝の感想を述べ始めた。大坂の過ちではないが、滑らかでない判定のためにブーイングが起こると遺憾を表したのだ。大坂は「多くの方がウィリアムズを応援していた中でこのように競技が終って申しわけない」と語った。セリーナにも頭を下げてあいさつした。セリーナが「ブーイングはやめてほしい。大坂は立派な競技を見せた」と話すと、ブーイングは歓声に変わった。

大坂は第1セットでゲームスコア0-1から5ゲームを連取してセリーナを圧倒した。セリーナの表情は徐々に険しくなった。昨年9月の出産後に休養を取ったセリーナは年初に復帰し、ウィンブルドンに続いて2回目のメジャー大会決勝進出となった。今回優勝すれば24回目のメジャー制覇となり、マーガレット・コート(豪州、引退)の歴代メジャー大会シングルス最多優勝記録と肩を並べることができた。

焦りを感じたセリーナは第2セットでブレイクされて3-2と追われると、怒りをこらえられずラケットをコートに投げた。これに対しカルロス・ラモス主審(ポルトガル)はセリーナにペナルティを与えた。その前に観客席のコーチから助言を受けて1次警告を受けたうえ、ラケットを投げた後にまたペナルティを受け、次のゲームは0-15から始めることになった。興奮を抑えられないセリーナはゲームスコア3-4と逆転を許した。セリーナはラモス主審に「あなたのために私の点数を奪われた」と激しく抗議した。するとラモス主審は3回目の警告をし、このためセリーナは「ゲームペナルティ」まで受け、ゲームスコアはあっという間に3-5に広がった。結局、審判の判定が勝負に大きな影響を及ぼし、セリーナは第2セットを4-6で落として競技を終えた。

判定は滑らかでなかったが、大坂はこの日、2万3000人で埋まったアーサーアッシュスタジアムで新しいテニススターの誕生を知らせた。身長180センチ、体重69キロの大坂は強烈なサーブを武器に攻撃的なプレーでセリーナを圧倒した。2013年にプロにデビューした大坂は年々、実力を上げている。そしてついに「パワーテニス」の代名詞セリーナを「パワー」で抑えた。この日、サービスエースは大坂が6本、セリーナが3本だった。大坂のサーブの速度は最高191キロ、セリーナは189キロ。ニューヨークタイムズは「大坂がサーブでセリーナを圧倒した」と評価した。

大坂の優勝に日本列島は沸いた。安倍首相はツイッターで「大坂なおみ選手、全米オープンの優勝、おめでとうございます。四大大会で日本選手初のチャンピオン。この困難な時にあって、日本中に、元気と感動をありがとう」とコメントした。大坂に祝電も送った。最近地震が発生した北海道に住む大坂の祖父の鉄夫さんは「今もまだ、災害の影響からテニスどころではない人が多いので遠慮はある」としながらも「娘を誇りに思う」と伝えた。

大坂を後援する日清食品の東京本社ではこの日早朝、約150人の職員が決勝戦を見ながら団体応援をした。日本経済新聞によると、日本時間の午前5時に試合が始まったが、日清食品の安藤宏基社長を含む多くの職員が熱情的に応援した。今大会男子シングルスでベスト4に入った錦織圭(29、19位)もソーシャルメディアを通じて大坂の優勝を祝った。

大坂はハイチ出身の父レオナルド・フランソワさんと日本人の母・大坂環さんの間に生まれた。大阪で生まれた後、3歳の時に家族と共に米ニューヨークに移住した。父の勧めでテニスを始めた大坂は日本と米国市民権を持つ。大坂の姉さん大坂まりさん(22、日本、376位)もテニス選手だ。

父の国ハイチも大坂の優勝に喜んでいる。産経新聞は「中南米の最貧国とあってテニス選手の人口は少ないが、大坂選手の活躍は地元メディアが連日大きく報じている」と伝えた。

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