【社説】韓米国防長官が戦術核再配備まで取り上げた切迫した時期
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.01 10:44
30日(米国時間)に開催された韓米国防長官会談で、韓半島(朝鮮半島)内の戦術核再配備問題が取り上げられたというのは注目に値する。宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官はこの日、ジェームズ・マティス米国防長官と会談した席で、韓国野党と一部メディアの主張であることを前提に「そのような要求(戦術核再配備)があった」と伝えたという。
もちろん私たちが望んだからといって米国が戦術核再配備に同意するかは未知数だ。それでもこれまで言及さえダブー視されていたこの問題を現職の国防長官が話題にしたということはただ事ではない。「我々だってその気になればいくらでも強く出ることができる」という北朝鮮と中国に向かった警告であり、国内の不安心理を落ち着かせるための戦略かもしれない。