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【コラム】対北朝鮮先制攻撃論の罠(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.11 15:26
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要するに、対北朝鮮先制攻撃は全面戦争を覚悟する前には踏み切ることのできない途方もない冒険だ。充分で緻密な準備と計画なしには不可能だ。当然、韓国が同意して韓米連合軍が緊密に協力するという前提の下で実行可能だ。北朝鮮のミサイル攻撃圏にある日本の同意と協力も欠かせない。中国の暗黙的同意も必要だ。韓国内の外国人をあらかじめ疎開することも大きな問題だ。このすべての手続きをひそかに進めることは難しい。先制攻撃は事実上、宣戦布告になるほかない。

数年以内に北朝鮮が米国の本土を攻撃できる大陸間弾道ミサイル(ICBM)を完成する可能性があるだけに、あらかじめ手を打たなければならないというのが先制攻撃論の主な論拠だ。米国に対する潜在的脅威要因を取り除くために第2の韓国戦争(朝鮮戦争)を辞さないというのは無責任でかつ無謀極まりない論理だ。

 
最大の被害者は韓国になることが明らかな状況で、韓国政府の意見を無視して米国が一方的に強硬することはできない。どの韓国政府も簡単に同意することは難しい。ジェームズ・マティス国防長官やハーバート・マクマスター国家安保担当大統領補佐官のようにそれなりにトランプ政府で合理的思考をしている軍出身の要人が先に反対する可能性が大きい。

いかなる方法を使っても北核問題は解決しなければならない。現在としては、北朝鮮の核とミサイル能力を凍結させ、南北や米朝間和解を通じて敵対感を緩和し、統一や韓半島の非核化を最終目標にして進めるのが現実的だ。この場合、既存の北朝鮮の核を認める格好になるという点が当然、問題として提起される可能性がある。韓半島の非核化を実現するまでは北朝鮮に相応する核能力を韓国にも一時的に許して「恐怖のバランス」を取る必要がある。韓国に戦術核を再配備し、米国と共同管理・運用させることが一つの案になり得る。

戦争を覚悟してこそ平和を守ることができるという言葉は正しい。だが、戦わずに勝てれば、それが最善だ。北朝鮮の挑発には断固として対抗する必要があるが、明らかなリスクを承知で火に飛び込むのは愚かな蛮勇だ。対北朝鮮先制攻撃はすべてを不幸にさせる悪手だ。その罠に陥ってはならない。

ペ・ミョンボック/中央日報コラムニスト


【コラム】対北朝鮮先制攻撃論の罠(1)

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